うつ病の家族に疲れたあなたへ|支える限界前に知るべき3つの対処法

うつ病の家族を支える中で、

「もう正直、支えていくのもしんどい…」
そう感じたことはありませんか?

優しくしたいのにイライラしてしまう。
支えたいのに、もう離れたいと頭をよぎる。

でもそのたびに、
自分を責めてしまうんですよね。

わたしも、

うつ病の妻と暮らす日々の中で、同じ悩みを抱えていました。

しかし、

このまま無理を続けると、
あなた自身が限界を迎えてしまうリスクがあります。

この記事では、

  • なぜここまでしんどくなるのか
  • このままだとどうなるのか
  • 限界になる前にやるべき3つの対処法

を、実体験と専門的な視点を交えてお伝えします。

「もう無理かも」と感じている方にこそ、読んでほしい内容です。

目次

なぜここまでしんどくなるのか

うつ病の家族を支えるにあたり、

強い「疲れ」を感じる瞬間がありますよね。

優しくしたくとも、

心と体が疲れを感じて、思うように動かない。

わたし自身、そういった経験をしてきました。

こんなにも消耗する理由は大きく2つあると考えています。

終わりが見えない不安が続くから

うつ病の家族を支えるのがしんどい理由の1つ目は、

とてもシンプルです。

支えていく日々に、

無理をして頑張る日々に、

終わりが見えないから

  • いつ良くなるかわからない
  • 何が正解かわからない
  • 頑張っても変化が見えにくい

この状態が続くことに、

わたしたちは疲労感を覚えてしまうのです。

そして、それはとても自然な反応でもあるのです。

だからこそ、

私の経験と知識で、「正解」と考えられる部分をお伝えしたいと考えています。

支える側は弱音を吐けない

「自分がしっかりしないと」

「相手の方がつらいんだから」

そう思えば思うほど、

自分のしんどさを後回しにしてしまう。

弱音が吐けなくなってしまう。

これが疲労感を感じる2つ目の理由です。

気づいたときには、もう限界に近い。

なんてことも、決して珍しいことではありません。

なんとか支えたい、なんとか元気になってほしい

あなたの優しさが、あなた自身の辛さを覆い隠す判断につながってしまう。

わたしは、そこを心配しています。

わたしが感じた辛さ、あなたが感じている辛さ

このままだとどうなるのか、をお話しする前に

あなたが向き合う辛さを言葉にしてみましょう。

正体不明の辛さを言葉にすること、

それは自分自身の頑張りを認めることにつながります。

反応がない・会話が成立しない

私の経験として、

地味につらかったのがこちらです。

反応がない・会話が成立しない

「どう関わればいいのか分からない」

そんな中で、何とか良かれと思う言葉と行動を選択しているのに、

全くのノーリアクション。

自分のかけた言葉が正解だったのか、不正解だったのか、

答え合わせさえできないのは心が削られてしまいますよね。

ここで、リアクションを返せない理由を知っておいてください。

心がつらくなっているとき、

感情が鈍化し、反応できなくなる。

この理由を知っていたからといって、楽になるものではありません。

ですが、

理由の分からない放置より、理由を知っている空白のほうが幾分マシだと思います。

感情のぶつかり合いになる

これも支えていく中で、つらかったことの1つです。

感情のぶつかり合い

  • 何気ない一言で妻の機嫌が悪くなる
  • 自分もイライラしてしまう

「なんで自分ばっかり」

「もう疲れた」

そう思ってしまうのも、無理はありません。

うつ病の本人がつらいのも分かりますが、

支えるこちら側もだいぶ無理をしています。

しかし、

支える側の辛さを相手にぶつけるわけにはいかない。

その抱え込む葛藤も辛さの1つだと思います。

疲れを抱え続けたままだと…

では、そんなつらさを抱えたままだとどうなるのかを

考えていきましょう。

これはスレッズ1万人のフォロワー様とたくさんお話ししている中で

たどり着いた結論でもあります。

無理をし続けることのリスクを、ご覧ください。

支える側が壊れていく流れ

最初は「支えたい」という気持ちだったはずなのに。

愛しているから結婚した。

だからこそ、病気になったとしても、その愛は変わらない。

そう思っていたのに。

そう。

愛情の問題ではないんです。

人間は、負荷(ストレス)を一人で抱え続けることができるようにはできていません。

  • 我慢が増える
  • イライラが増える
  • 優しくできなくなる
  • 優しくできないことにイライラする

そして、

関係が悪化していく

相手に対する好意が下がると、

支え続けること自体がつらくなってしまうんです。

共倒れは珍しいことではない

問題は関係の悪化だけではありません。

さらに怖いことは、「共倒れ」

こちらの記事でもご紹介していますが、

うつ病の原因は「慢性的なストレス」です。

あわせて読みたい
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支えている側が、

自分自身の状況を理解せず、無理を重ねることは

自身も「うつ病」を患ってしまうことにもなりかねないのです。

これは1つの事実です。

日頃よりいただくたくさんのご相談の中にも、

そういった声が多く含まれています。

だからこそ必要なのは、

限界になる前に気づくこと

どうすればいいのか【限界前にやるべき3つの対処法】

ここまで読んでくださった方の多くが、

「じゃあ、どうすればいいの?」と感じていると思います。

全部を変える必要はありません。

まずはこの3つだけ意識してみてください。

① 一人で抱え込まない

「一人で抱え込まない」これが何より重要です。

いろんな事情があることでしょう。

  • 親族に言えない。
  • 病院にかかることを嫌がる。
  • カウンセラーを申し込む勇気がない。

などなど。

しかし、

声を大にしてお伝えしたいこと。

それは、

家族の「うつ病」はあなた一人で抱え込んでいい問題ではない

ということです。

支える側の方は責任感が強く、

「自分がなんとかしないと」と思いがちです。

でも、うつ病は個人で抱えるものではありません。

  • 医療機関
  • カウンセラー
  • 相談窓口
  • 家族や周囲の人
  • わたしが運営するオンラインサロン「もちおの部屋」

頼れるものは必ずあります。

少しでも「頼る」ことを、あなた自身に許してあげてください。

② 距離を取ることを許す

距離を取ること=見捨てることではありません。

うつ病の家族とともに過ごす中で、

どうしようもない気持ちになることがありますよね。

大切に思っているからこそ、

自分自身の気持ちに混乱することがあるはずです。

そんなときこそ

  • 少し別の部屋で過ごす
  • 一人の時間を作る
  • 外に出て気分転換する

こうした小さな距離でも、

気持ちは大きく変わります。

コミュニケーションがうまくいかないとき、

感情がぶつかるとき、

現実が折り合わないとき

少し冷静になれる距離を作る。

少しだけ離れることは、長く支えるための工夫です。

心の距離を空けなければ、あなたたちは大丈夫です。

③ 自分の感情を否定しない

最後にお伝えしたい対処方法

それは

「自分の感情を否定しないこと」

  • イライラしてしまう
  • 優しくできない
  • 逃げたいと思ってしまう
  • もう無理だと感じる

こうした感情が出てくると、

「こんなこと思っちゃダメだ」

と自分を責めてしまいがちです。

でも、

それは全部、自然な反応です。

あなたのその気持ちは正常です。

それだけ向き合っている証拠なんです。

誰にも相談しづらい環境があるからこそ、

あなた自身が、 「そう思ってもいい」と認めてあげてください。

それでも向き合うあなたを、褒めてあげてください。

わたしは、

そんなあなたと、あなたの大切な人の、味方でいたいと思っています。

少しだけ、覚えておいてほしいこと

今日ご紹介した3つの対処法は特別なことではありません。

でも、続けていくことで少しずつ変化が現れます。

  • 気持ちに余裕ができる
  • イライラが減る
  • 関係が少し楽になる

そして何より、

あなた自身が壊れにくくなります。

うつ病は、

かかってしまった当事者が悪いわけではない。

そしてもちろん、

支えるあなたが悪いわけでもない。

だからこそ、

どちらの気持ちも、どちらの体調も大切にしながら

長くともに過ごしていくことが大切です。

最後に

ここまで読んでくださったあなたは、

本当に真摯にご家族に向き合っています。

だからこそ、

あなた自身も大切に守ってください。

支えることは大切です。

でも、

あなたが壊れてしまっては意味がありません。

もし、

「具体的にどう接すればいいのか」

「どこまで関わればいいのか」

そんにふうに悩んでいる場合は、

うつ病の家族への接し方をまとめた記事で

詳しく解説しています。

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無理のない形で、少しずつともに歩んでいきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

また次の記事でお会いできることを楽しみにしています。

もちお

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