理由はわからないけれど、なんだか心がしんどい。
「どうしたの?」と聞かれても、うまく答えられない。
気持ちをわかってもらえないまま、モヤモヤだけが残る
そんな経験はありませんか?
この記事では、
心の不調を感じているけど
「気持ちが伝わらない」状態から抜け出すための、
具体的な整理方法をお伝えします。
うつ病の妻を支える薬剤師もちおです。
心がつらい方、支える家族の方、
どちらの気持ちも大事にしながら
「家族の未来」を守るための活動をしています。
なぜ心の不調は「伝わらない」状態を生むのか
心の不調を感じるとき、多くの場合こうなります。
何がつらいのか説明できない
感情がぐちゃぐちゃで整理できない
「なんとなくしんどい」としか言えない
すると周囲からは、
「考えすぎじゃない?」
「気にしすぎだよ」
と言われてしまい、さらに孤独になります。
そうです。
伝わらない原因は、自身の状態を言語化できないことです。
自身の辛さをうまく表現する方法を知らないことが、
「伝わらない」原因なんです。
気持ちが伝わらないときの対処法は「感情を分けること」
気持ちが伝わらない際の対処法として、まずやってほしいのは
感情をジャンルごとに分けること
です。
「なんとなくつらい」をそのままにしない。
つらいにも、いろんな種類がありますよね。
体が痛くてつらいのか、息苦しいのか、それとも心が不安定なのか、、、。
心とは周りからは見えないものです。
つらさは周りからはわからないものなのです。
それをいかに伝えるか。
そのためにジャンル分けすることから始めてみましょう。
感情を整理する5つのジャンル
ここからは分類するためのジャンルを5つご紹介します。
すべての感情を厳密に分ける必要はありません。
どこに当てはまるかな?
そんなふうに自分の感情を見つめ、言語化する練習をするだけでも
うまく気持ちを伝える第一歩になっていきます。
①怒りのジャンル
怒りは種類が多い感情です。
いくつか例を示してみるので、
この中に当てはまるものがあるか探してみてください。
もし見つからない場合は、「怒り 表現」で検索してみるのもいいかもしれません。
- イライラ
- ムシャクシャ
- 不満
- 理不尽に感じる
- 悔しい
- 大事にされていないと感じる
ただただ「怒っている」というより、
「理不尽だと思った」と言えるだけで、受け取り方は変わります。
②悲しみのジャンル
このジャンルは幅広く、多様な表現があるジャンルです。
- さみしい
- 喪失感
- 虚しい
- 取り残されている
- 期待が裏切られた
- ひとりぼっちに思う
- 自分に価値がないと感じる
悲しみは、我慢してしまいがちな感情です。
わたしは悲しかったのかと気づくことも、
自分に優しくすることだと知ってもらえると嬉しく思います。
③不安・恐れのジャンル
正体が見えないと膨らみやすい感情です。
さまざまな表現があります。
ぜひ自分にあっているものを見つけてみてください。
- 不安
- 焦り
- 緊張
- 先が見えない
- 失敗が怖い
- また悪くなるかもしれない
- 落ち着かない
「全部不安」ではなく、
「先行きへの不安」と分けるだけでも整理が進みます。
④疲れ・消耗のジャンル
心の不調は、単なる消耗であることも多いです。
体の疲れと、心の疲れを分けるのも大切ですね。
- 疲労感
- ぐったり
- 何もしたくない
- 気力が湧かない
- 空っぽな感じ
- 気分が沈む
- やる気が起きない
これは甘えではありません。
体と心からのサインです。
疲れを見逃し動いてしまうと、
心も体も怪我のもとになります。
⑤自分を責める感情のジャンル
内側に向かう感情です。
うつ病が回復に向かう段階で、
たびたび自分を責める段階があります。
- 罪悪感
- 自分を責めてしまう
- 無力感
- 申し訳なさ
- 自分なんていなければいいと感じる
- 消えてしまいたい
感情に名前をつけることで、
客観的に自分の状態を見つめることができます。
それが時に、自分自身を責める苦しみから距離をとる方法となります。
心の不調を整理する目的は“前向きになること”ではない
大切なのは、無理に元気になることではありません。
問題をすぐ解決することでもありません。
ただ、
今の自分の状態を知ること。
それが大切なんです。
「気持ちが伝わらない」と感じたとき、
まずは自分の中で言葉を増やしてみてください。
まとめ|気持ちが伝わらないときは、まず自分に言葉を渡す
心の不調を感じるとき、
私たちは感情に飲み込まれやすくなります。
でも、
理不尽さなのか
さみしさなのか
不安なのか
ただの消耗なのか
これら分けるだけで、世界の見え方は少し変わります。
自分自身でさえも見えていない感情は、
周りが理解することは至難の業です。
他人に伝える前に、まずは自分が知ることから始めてみませんか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
もちお
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